眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

風も少し秋を感じるようになりました。これから8月末まで、頑張って走ります。ビックイベントが控えていますので、お楽しみに。
と言うことで、本日頑張って3枚の羽毛ふとんのリフォームを行いました。明日も3枚はやらないと、今週末までに終わりそうにありません。頑張らねば！

本日は昨日の続きです。









取り出し羽毛は、全部で3つの袋にわけて１８７４g採れました。


一マス毎に取り出して、小さく畳んでいきますので、最後は側生地のみになるので、こんなにも小さくなってしまいます。元々は当店で販売した羽毛ふとん、１９００ｇ入りでしたから、取り出し羽毛も１８７４ｇ、そんなに使ってあった羽毛ふとんではありませんでしたので、ー２６ｇと少ない量の減少です。


サイクロンにも、そんなに沢山羽毛カスが溜まっているわけでもありません。いくら使って無いとはいえ、羽毛自体が余りよい物でないと、カスは勿論沢山出ます。中身が見えないからといくらでもインチキをしようと思えば出来ますが、結局はこういうときは一目瞭然で粗悪品は解ってしまいます。


取り出した羽毛を、こちらの側生地に充填します。４０／５０ツイル生地、ラファエロと言う柄でピンク色です。柄はお任せと言われましたが、この柄を選びました。何故選んだかというと・・・。


仕立てあがりました。１４００ｇ入れにして、しっかりと膨らんでいます。残り羽毛はサービスで小袋に入れてお届けします。ちょっとしたクッションにもなりますし、後々襟元だけ足し羽毛なんて時には、これから出して足し羽毛に使えます。


この柄にした理由は、木綿わたの敷きふとんの打ち直しもご注文頂いていたので、折角だからと同じような柄で揃えて見ました。勿論羽毛ふとんの全く同じ柄でも敷きふとんのお仕立ては出来ますが、お値打ちの柄でも、このように似た感じにお仕立て出来ます。

　明日も、羽毛ふとんのリフォームのご紹介を致します。お楽しみに！