眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

昨夜、久しぶりに掛川駅近くの焼き鳥屋に、知り合いと行きました。
私が運転手なので、もっぱらノンアルコールビール、途中で、知り合いが、近いの知り合いに連絡したらしく、合流してきました。
その彼は、青年会議所時代に、１年だけ一緒でした。
もちろん、よく知っていますが、その彼から、私に教わった、感動したことあるなどの話をしてきました。
本日、16時からリモート会議をしました。
会議の中で、今後このような形態が増えて行くだろうし、商売もお客様と、リーモートで相談を受けるという時代になるのではなんて話にもなりました。
でも、１８年も前のことを、久しぶりに会って覚えていて、話してくれるのは、やっぱり顔を付き合わせて話をしたから。
リモートでは、そんな想いにもならないのでは、って思ってしまいます。
なんだか、難しい時代になりましたね。

午前中は、銀行に行ったり、バタバタとしておりましたが、静かな時間でした。
午後になると、羽毛ふとんリフォームのお問い合わせがあり、オーダーメイドまくらの微調整のお客様と、一度に３組のお客様が重なってしまいました。
「密接」にはならないように、勿論店内の寒気も問題ありません。

昨日、驚きの羽毛ふとんをお持ちのお客様がいらっしゃました。
こちら


重たい、全然膨らまない羽毛ふとん、羽毛ふとんというよりも、ダウン５０％・フェザー５０％の羽根ふとんという感じです。
ところが、品票をよく見ると




「羽毛ふとんリフォーム」の表示があるではないですが、これでリフォームしたの？って感じ、さらに、側生地の表示を見ると、絹５０％・綿５０％の表示がありました。
こんなフェザーが多い、言って見れば「悪い」羽毛を、リフォームで側生地絹交織の側生地に入れる意味が、解りません。
全く、意味がありません。
例えるなら、軽自動車のボディに3000ccのエンジンを積んでいる車みたいに、まった意味がありません。

こんな、フェザーが多い羽毛を、受ける業者、というか勧める業者も業者だし、また受けて作る業者も業者です。
案の定、仕立てをした、山梨県のこのメーカーは倒産して、いまは会社がありません。


お客様から注文を取ったのは、この会社で、そういえば、一時期頻繁に見かけました。
その後は、全く見かけませんから、散々荒稼ぎをして、そろそろやばくなったので、他に行ったという事か、すでにこの会社も無くなっているかもしれません。
何れにしても、どちらも悪徳業者といえます。

今でこそ、こんな業者は少なくなりましたが、それでも、ゼロではありません。
次から次えと、手口を変えて、騙すことには変わりありませんから、くれぐれもご注意ください。

こちらのお客様は、私の説明にびっくりされて、只今開催中の、「下取りセール」で下取りをさせて頂き、新しい羽毛ふとんをお買い上げ頂きました。
下取りした羽毛ふとんは、再生可能な羽毛でしたら、ゴミにすることなく「再生羽毛」として活用させていただくのですが、如何せんこの羽毛、羽根ではどうしようもありません。
ゴミとして処分いたします。

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