葬祭組合が解散しました
毎度ありがとうございます。
生憎のお天気です。台風並みに荒れるとの事ですが、今晩は商工会支部会があるので、早めに店を出ます。今これだけ天気が荒れると・・・、週末はお天気が良さそうで、ウッシシって感じです。
お天気が悪くなるのが解っていたので、先日お届けしたベッドの集金に、少し早めに出掛け、無事雨が酷くなる前に帰ってきました。当然の事ながら、お天気が悪いので、店の方は暇です。
7年ほど活動した、「だいとう商工葬祭組合」が3月末で解散となりました。時代の流れで、葬儀がホールで執り行われるのが当たり前になってしまい、自宅や寺院で、公民館での葬儀中心に活動してきましたので、受注も減ってしまいました。電話や広告宣伝費などの固定費は、仕事があっても無くてもかかってきますので、運営が赤字になる前にと言うことで、決断をしました。
地元密着で、地元の業者を使うなど、それなりに効果は生み出したと言えますが、やはり求めているのは、葬儀であっても、便利で楽な事であり、それをホールでの葬儀に求められると、我々では到底太刀打ち出来ません。さらに、昔から葬祭業をやっているJAという看板は、やはり大きかったです。
でも、施主様と直接顔見知りなどの場合は、進んで我々の組合にお仕事を頂けたり、そうなると大変喜んで頂けたという自負はあります。何でも、気軽にご相談頂けて、我々もそこまで教えてくれるの?というような所まで、詳しくアドバイスさせて頂きました。
仕事をして、感謝して頂けましたので、この上ない喜びでもありました。
しかしながら、世は過当競争です。「JAならあれもやってくれたけど、なんだ商工会はやってくれんだか?」というご意見は沢山頂戴しました。葬儀は、昔から隣近所の方が色々と仕切って頂き、葬儀屋は段取りよく準備したものでしたが、最近では、葬儀屋がみんな何でもやってしまう。しかしながら、すべてそれは「サービス」というものの、少しずつ色々なものに付加されているのです。
しかし、それは比較して初めて見えるもので有り、同一業者から見積もりをとっても見えて来ない部分です。結局、安価で良心的にと心がけてやってきましたが、少しくらい高くても利便性を求められたら、当然対抗できませんでした。
異業種の商売をして、色々な事が見えましたし、勉強にもなりました。当然の事ながら、ホールでの葬儀は、ホールの維持運営がありますから、当然値段も高いですし、食事や引き物の上前をはねられていますから、値段以下のものばかりです。そうと解っていても、今の時代自宅葬はほとんどありませんし、やりたくても出来ない住宅事情もあります。
それでも、色々とお世話になった「西光寺葬儀社」さんは、本当に真面目に良心的にやってくれました。今後は、大きなホールから、家族葬儀などの小さなホールの需要が増えて来るとのことで、そちらの方面で活路を見いだすと思います。
色々と勉強させて頂きました。ご利用頂きました皆様、ありがとうございました。また、葬儀の事なら、色々とご相談にはのれますので、今後とも何なりとお申し付け下さい。
明日は、お世話になった、清水・石川寝具ランド様の、社長の御尊父様の葬儀に、参列して参ります。午後まで、店を留守にしますのでご了承下さいませ。
本日もありがとうございました。
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