はまぞう › 眠りの達人  ~蒲團屋 山昇~ › 羽毛ふとんリフォーム › 羽毛ふとんのリフォーム

2014年09月25日

羽毛ふとんのリフォーム

毎度ありがとうございます。

台風崩れの温帯低気圧の動きが心配でしたが、無事大した事も無く、雨も朝方少し酷かっただけで、済みました。反面、午後からは蒸し暑い一日になりました。
テレビドラマはあまり見ませんが、今晩最終回の「昼顔」は、毎回注目して見ていました。今では、見逃してもネットで見る事ができるので、助かります。最終回、どのような展開になるのでしょうか?

 本日、朝からパートさんに、羽毛ふとんのリフォームをお願いしました。夕方までに、シングルサイズ3枚仕立て上げてくれました。羽毛を投入後、投入口をミシンで縫うのですが、最近ではそれもやってくれますので、本当に助かります。私は、羽毛の入れ目の指示書を作り、後は納品書を作るのみ、丁寧で良い仕事をしてくれています。
羽毛ふとんのリフォーム



今回のお客様は、ダブルサイズの羽毛ふとんをリフォームのご依頼を頂いたのですが、同じダブルサイズにするのではなく、シングルサイズ2枚にお仕立てしたら、その方がゆったりとお使い頂けますよとお話させて頂き、足し羽毛をしてシングルサイズ2枚にお仕立てさせて頂きました。
羽毛ふとんのリフォーム


プレミアムダウンウオッシュからの取り出し羽毛が、1672gでした。デュアルキルト1.4Kg入れにお仕立てするので、足し羽毛は2枚分で1128g、1枚分では564gです。デュアルキルトの為、大きなマス側に足し羽毛をします。今回は足し羽毛が多いので、身体の真ん中部分と四隅のマスにも足し羽毛をしました。当然、このお仕立て明細を、仕立て上がった羽毛ふとんと一緒にお客様にお渡しいたします。どのようにお仕立てして、どこのマスに足し羽毛で新しい羽毛を入れたのかが良く解ります。このような、明細表を付けていないお店がほとんどです。業者任せ、業者も一律の基準を満たしているものの、当然個別対応している訳でもありませんので、どのお布団も同じように仕立てをします。ですから、足し羽毛どんな場合でも一律200gという、おかしな事を平気で言います。

何グラム入れにするのかが重要な問題ですが、ほとんどのお店は全く無視をしていると言って良いでしょう。だからこそ、信頼あるお店に、自店で充填作業が出来るお店にお願いするのが、間違いありません。

今回のお客様は、ダブルサイズ1枚をシングルサイズ2枚にお仕立てしました。デュアルキルトですので、細かなマスの方に、今までの羽毛を全て使います。従って、写真はピンクの側生地の片側に充填が終わった所、ブルーの側生地に充填しています。
羽毛ふとんのリフォーム


両面に充填完了し、ブルーも綺麗にふっくらと膨らみました。

明日も、引き続き羽毛ふとんのリフォームの作業があります。段々と、羽毛ふとんを使う季節となります。必要な時期にご注文頂くと、お仕立て上がりまでに1週間から10日ほどお時間を頂きますので、どうぞお早めに。そうすれば、今シーズンははじめから気持ちよくお使い頂けます。

本日もありがとうございました。


同じカテゴリー(羽毛ふとんリフォーム)の記事

上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。

削除
羽毛ふとんのリフォーム
    コメント(0)