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2014年10月09日

お祭りには、あらす(新品)を身につける

毎度りがとうございます。

日曜日は、雨確定ですね。今から、合羽と笠を用意します。雨で無いと出来ない格好、それを楽しもうじゃありませんか?
当店では、しっかりと合羽を追加しておきました。それでも、残り10枚ちょっと、半纏型の合羽でフードも付いています。しっかりとした作りなので、少々お値段はしますが、でもお勧めです。

 お祭りは、粋にいなせに何て言いますが、素人はお祭りが楽しめれば言い訳で、最近では格好もそんなにうるさく無いし、何でもありです。私としては、一番頂け無いのが「まき帯」と言われるやつ、つまり「兵児帯」です。着物を着たときでも一番リラックスするときに使う帯です。当然、正装では御法度の帯です。
 また、膝下に巻く「血止め」というやつ、全く意味がありません。血止めが必要な位に、走り回ったり、踏ん張ったりするの?という事です。

 兎に角、まずは何でも良いから一つは、あらす(新品)の物を身につける事です。山車や屋台でも、毎年飾り付けをしたり、丁寧なお祭りでは解体します。つまり、毎年お祭り前に組み立てをして、今年も新しく組み立てましたと、屋台を引くわけです。
 お祭り衣装にしても、本来の正式なしきたりとすれば、毎年新しい物を身につけて神様の前に出るわけですが、それではあまりにも金銭的負担もかかるし、支度をする人も大変です。そこで、毎年新品を身につける為に、手拭いや足袋を新品の物を使うわけです。手拭いも、前のやつが洗ってしまって在るから、それを使えば良いのでは無く、せめて頭に巻く手拭いは新品で、腹掛けの中に汗ふき等で入れておくには、古い手拭いで言い訳です。

 足袋も同じ事。安価な物ですから、毎年新品を降ろすこと。更に、神様のお祭りですから当然白足袋。紺色の足袋は作業着、柄足袋なんてもっての他です。
お祭りには、あらす(新品)を身につける


お祭りに参加する人の、基本です。でも、なかなかそういうことって浸透していません。洗って綺麗だからと言うことで、去年の物をそのまま使う人が多いのですが、攻めて一つだけ、身につける物は新品を付けて祭りに参加したいものです。

今年も明日から、祭りが始まります。事故の無い、誰もが楽しくお祭りが出来ますように。
本日もありがとうございました。


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Posted by 眠りの達人 at 18:09│Comments(0)祭り用品
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