眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

今日は、朝８時から２時過ぎまで、葬祭組合で拘束されてしまいました。従って、午前中にオーダーメイド枕でご来店頂いたお客様にはご迷惑をお掛けしてしまいました。誠に申し訳ございませんでした。
　今回のご葬儀は、ご自宅で告別式の後、自宅出棺、火葬後、３日の払いのお経をやり、その後料理店で「精進落とし」という段取りでした。ご自宅から故人をお送りする、更にご遺体を前に告別式をやるなど、昔ながらではありますが、本来の葬儀だと思うスタイルでした。
　また、私も初めての経験でありましたが、「三匝（さんそう）」といい、出棺の際に棺の周りを、近所の方、親族の方が並んで歩くという、昔ながらの出棺の儀式が執り行われました。
　最近では、セレモニーホールなどでの葬儀が主となり、昔ながらの風習も薄れて来ていますが、ある意味残しても良いと思われる風習は、余り簡略化しないで、残していきたいものです。今回は、私も良い経験をしました。

３時過ぎには、前日にお電話でご予約頂いたお客様がご来店下さいました。
お嬢様がお父様に父の日のプレゼントにオーダーメイド枕をということで、一緒にご家族とご来店下さいました。
肩こり、首こりがあるといわれましたが、それよりも大きな問題がありました。
５０歳代でありますが、何とご夫婦でセミダブルのベッドにお二人でお休みとのことでした。それでは、いくらオーダーメイド枕をお作りしたところで、寝返りが自由に打てない訳ですから、効果は余り望めません。一番に対策としてやって頂きたいことは、もう一台ベッドを買って頂き、別々にお休みになることです。それが一番の問題であることは、何度も何度もおつたえしました。
　出来上がった枕には大変喜んで頂けたのですが、大きな問題がありますので、私の喜びも半減です。
一日も早く、ベッドの追加購入をお願いいたします。




６月２０日の、父の日に向けて、オーダーメイド枕のギフト券をご用意させて頂いております。是非ともご利用下さい。