2013年12月03日
お知らせ
毎度ありがとうございます。
当店の創業者、父である、池端昇一が逝去いたしました。生前のご厚情に深く感謝いたしますと共に、今まで大変お世話になりありがとうございました。
前回のブログを更新して、約3時間後、病院からの思わぬ電話で動揺しながらも、大急ぎで駆けつけると、酸素マスクをつけて、意識もほとんど無い状態の父がおりました。
11月20日過ぎから、少し食が細くなり心配しておりましたが、25日夜、食事を取るように声を掛けると、立つこと出来なくなりその場にへたり込みました。
翌朝、兄が中東遠医療センターにつれて行くと、その場で入院となりました。8年ほど前、前立腺がん摘出手術を行い、術後は順調に回復しておりましたが、昨年あたりから、仕事も出来なくなり、また療養生活の毎日でした。しかしながら、11月12日の検診日には、自分でバスに乗って病院前の往復が出来る状態であり、家族もすぐにどうのと言うことは全く考えておりませんでしたし、思ってもおりませんでした。
前立腺がんからの転移は希と主治医も話してくれましたが、入院した折には、肝臓やら腎臓に転移があり、また軽い心筋梗塞もありました。主治医からは、余命2〜3ヶ月の宣告を受けましたので、早速介護保険の認定やら、手続きに走ったのが、29日金曜日の事でありました。
これからは、自宅につれて帰り、自宅で家族で介護をしながら、看取ろうと言うことにした矢先の事。本日13時半からは、介護の認定を受ける面接を予定しておりました。
全く突然の事で、家族全員が心の準備も無いままに、父は旅立ってしまいました。
私が父と交わした最後の言葉は、29日の金曜日の午後病院で、「また、来るよ」と声を掛けると、「ありがと」と軽く手を振っていました。何を最後にしたかったのか、葬儀の事とか、その後の事とかどうしたかった等の事は、一切の父の思いは解りません。
1日午前1時40分、静かに穏やかに息を引き取りました。最後は私がついていましたが、本当に苦しむ事も無く、穏やかな顔をして行きました。
お寺の都合で、本日通夜、明日が葬儀・告別式であります。通常より、一日余分に自宅に寝ておりますが、弔問に来て頂いた皆さんが、「本当に寝ているようだね」と言って下さいますが、本当に静かに寝ている様な、優しい顔をしております。
痛み、苦しむこと無く逝ってしまったことが、今となっては救いです。
83歳の生涯、60年以上の布団職人、母と二人三脚で作った布団は、おおよそ6万枚以上となります。ほとんど休みも無く、また趣味の無い、仕事一筋の父親でした。子供ながらに、本当に父の事を褒めて上げたいと思います。
色々とありがとうございました。
沢山のお客様にもお世話になり、本当にありがとうございました。
5日から、父の思いを受け継いで、また気持ちも新たに営業して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
当店の創業者、父である、池端昇一が逝去いたしました。生前のご厚情に深く感謝いたしますと共に、今まで大変お世話になりありがとうございました。
前回のブログを更新して、約3時間後、病院からの思わぬ電話で動揺しながらも、大急ぎで駆けつけると、酸素マスクをつけて、意識もほとんど無い状態の父がおりました。
11月20日過ぎから、少し食が細くなり心配しておりましたが、25日夜、食事を取るように声を掛けると、立つこと出来なくなりその場にへたり込みました。
翌朝、兄が中東遠医療センターにつれて行くと、その場で入院となりました。8年ほど前、前立腺がん摘出手術を行い、術後は順調に回復しておりましたが、昨年あたりから、仕事も出来なくなり、また療養生活の毎日でした。しかしながら、11月12日の検診日には、自分でバスに乗って病院前の往復が出来る状態であり、家族もすぐにどうのと言うことは全く考えておりませんでしたし、思ってもおりませんでした。
前立腺がんからの転移は希と主治医も話してくれましたが、入院した折には、肝臓やら腎臓に転移があり、また軽い心筋梗塞もありました。主治医からは、余命2〜3ヶ月の宣告を受けましたので、早速介護保険の認定やら、手続きに走ったのが、29日金曜日の事でありました。
これからは、自宅につれて帰り、自宅で家族で介護をしながら、看取ろうと言うことにした矢先の事。本日13時半からは、介護の認定を受ける面接を予定しておりました。
全く突然の事で、家族全員が心の準備も無いままに、父は旅立ってしまいました。
私が父と交わした最後の言葉は、29日の金曜日の午後病院で、「また、来るよ」と声を掛けると、「ありがと」と軽く手を振っていました。何を最後にしたかったのか、葬儀の事とか、その後の事とかどうしたかった等の事は、一切の父の思いは解りません。
1日午前1時40分、静かに穏やかに息を引き取りました。最後は私がついていましたが、本当に苦しむ事も無く、穏やかな顔をして行きました。
お寺の都合で、本日通夜、明日が葬儀・告別式であります。通常より、一日余分に自宅に寝ておりますが、弔問に来て頂いた皆さんが、「本当に寝ているようだね」と言って下さいますが、本当に静かに寝ている様な、優しい顔をしております。
痛み、苦しむこと無く逝ってしまったことが、今となっては救いです。
83歳の生涯、60年以上の布団職人、母と二人三脚で作った布団は、おおよそ6万枚以上となります。ほとんど休みも無く、また趣味の無い、仕事一筋の父親でした。子供ながらに、本当に父の事を褒めて上げたいと思います。
色々とありがとうございました。
沢山のお客様にもお世話になり、本当にありがとうございました。
5日から、父の思いを受け継いで、また気持ちも新たに営業して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。
Posted by 眠りの達人 at 10:58│Comments(0)
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