眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

本日１５時からZoomによる、WEB会議でした。
オーダーメイド枕のシステム「快眠ひろばの会」の、販促に関する勉強会でした。
私は、本部役員であり、販促委員会委員長を仰せつかっているので、はじめと終わりに挨拶をしなくてはいけません。
初めの挨拶は良いにしても、後の締めの挨拶というのは、それまでの会議の様子もずっと、しっかり聞いていなくてはいけないので、少々大変です。
事前に、「最後の挨拶は無くて良いのでは」というと、会社側から、「いえいえ、無いと閉まりませんから、よろしく」と言われてしまったので、割愛する事はできません。
入り口に張り紙をしておくものの、当然お客様は入って来られます。
会議中に、３人のお客様のご来店がありました。

会議では、昔からの知人は、物凄くアイディアマンであり、文才にも長けているので、久々の登場に、沢山のアイディアやキャッチコピーを教えて頂きました。
相変わらず、商売に対するブレない姿勢や思いには、改めて敬服ものでした。
自画自賛になってしまいますが、良いWEB会議でした。

そのWEB会議中ご来店のお客様で、羽毛ふとんリフォームの相談のお客様がいらっしゃいました。
訪問販売で有名な、●八真綿の羽毛布団で、しかもダブルサイズの肌布団でした。
お客様は、当然相場からしたらとんでもない値段で買われた羽毛肌ふとんです。
出来るなら直して使いたいと思われるのは、当然の事と思います。

でも、色々とお話させて頂き、「これは、やっても良いお布団にならないし、何よりお金がかかりすぎてしまう」とお話させて頂き、お断りさせて頂きました。


しっかりとご説明させていただいたつもりでも、お客様にしてみれば、「出来ないと断られた」と思うかもしれなし、逆に何も知らないお店なら、平気でお受けするかもしれません。
こちらとしても、お断りするという事は、大変勇気のいる事です。
もし、●八真綿の営業が来て相談したら、もちろん「出来ます」と一つ返事で持っていくでしょう。
そして、新品を持って来て、「治りました」というかもしれません。
そうなると、当然市場から考えたら適正価格でない値段で。
でも、当然当店は、私はそんな事出来ませんから、お断りするしかありません。

お客様が、私の言うことに、しっかりとご理解して頂き、納得して頂けたのなら良いのですが、残念ながら、最後のお客様の気持ちはわかりません。
そう思うと、どんどん心配になって行くのですが、お断りするのにも、勇気がいるのです。

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本日もありがとうございました。