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2008年05月07日

枕  〜横向き寝について〜

毎度ありがとうございます。

連休も終わりました。これから段々と暑くなってくると、ふとん屋も暇になってきて、毎日悩ませる日々を迎えます。
 昨日は、午後にも羽毛ふとんリフォームのお客様がご来店下さいました。丸い洗いのお洗濯をしてから、リフォームに取りかかりますので、またリフォームの様子はご紹介したいと思います。また、当店で羽毛ふとんをお求めになってから3年目だけどというお客様もお見えになりまいしたが、まだきれいだしと言うことで、来年丸洗いをすることにして、仕舞われる前に、お天気の良い日に1〜2時間、二日間くらいお日様にあててから仕舞ってくださいとお話させていただきました。

さて、昨日に引き続き「枕」のお話です。
枕  〜横向き寝について〜

「横向き寝」の方が女性に多いと言いましたが、正しい横向き寝のお話です。
  1,右を下にして寝ます。
     左を下にして寝ると、重くて大きい肝臓が上になり、内蔵を圧迫します。また、心臓よりも肝臓のほうが高い
     位置にくる為、心臓に血液が流れ込みにくくなります。
  2,下の手は足元に向け、上の手は頭の方に向ける
     体が一番楽な姿勢になります。
  3,上の足は前に出す
      左右の脚が重ならないので、静脈が圧迫されません。

以上を元に、一度お試し下さい。写真のモデルは私、本人です。めがねをしているので顔が枕にしっかり付いていないので、肩が少し開いてしまっていますが、もう少し上の肩が、右に倒れ込んでいても問題ありません。太くて回っていないということもありますが・・・。
枕  〜横向き寝について〜

ちょっと肩が回っていませんね。でも、太いからで、寝姿勢はらくなんですよ。腰に負担が掛からない寝方ですので、腰が痛いという方は一度試して見てください。
 注意点として、出来るだけ口を閉じて鼻呼吸を心がけてください。口を開けて寝ると、枕がよだれだらけになる場合もあります。私がそうです。

横向けをお薦めすると言うことは、枕もそれに対応している必要があります。だから、横向け寝にも、仰向け寝にもどちらでも使える枕がいいんです。なぜなら、横向け寝と仰向け寝では、高さが全く違うからです。
枕  〜横向き寝について〜

横向け寝とはこういう事であり、そこそこの高さが必要になってきます。
枕  〜横向き寝について〜

仰向け寝です。赤線で目印を書いてみましたが、明らかに高さが違うのはお解り頂けると思います。

  「私は仰向けだから」と言われる方がいらっしゃると思いますが、6〜8時間の睡眠時間中、ずっと仰向けであるわけではありませんし、寝返りを必ずうちます。寝返りを打っているときは、自然と一時は横向けになるはずです。
 仰向け、横向けどちらにも対応している枕とは、すなわち「寝返りがうちやすい枕」でもあるわけで、安眠出来る枕でもあると言うわけです。
  当店は、日本睡眠科学研究所認定 ピローアドバイザーのいる店です。


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Posted by 眠りの達人 at 12:00│Comments(0)
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