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2008年05月01日

羽毛ふとんの仕立て

毎度ありがとうございます。

 本日は、明日お届けのご婚礼ふとんの羽毛ふとんをお仕立てしました。菊川市にお住まいのS岩様からのご注文ですが、実は一昨年の年末にデュアルキルトの羽毛ふとんをご購入いただいてから、続けてお年寄りのご両親用にご注文頂き、さらには今年になってから、ご主人が単身赴任なさるとの事で、またまたデュアルキルトの羽毛ふとんをご購入頂いたのでした。そして今回は、お嬢様がご結婚されるとの事で、ダブルサイズのデュアルキルトの羽毛ふとんをご購入頂きました。誠にありがとうございます。

 本日はそんなに忙しく無いので、明日のお届けですが今日仕立てをしてしまいます。
羽毛ふとんの仕立て

いつも用に、仕立て明細を書いて、羽毛・側生地を準備します。
羽毛ふとんの仕立て

裏側の小さいマスから充填します。裏側が終わると、今度は表側の大きいマスに充填します。表側の大きいマス両端には40g、真ん中のその他のマスは50g充填します。

羽毛ふとんの仕立て

ダブルサイズですから、両面合わせて1800gの羽毛を充填しました。前回のフランス産モスコビーWDD90%の羽毛と比べると、今回の羽毛は、ドイツ産バーバリアンホワイトグースダウン93%・かさ高150m/m、100g単価3,000円の羽毛で、ワンランク上の羽毛となりますので、わずかな事ですがサイクロンに溜まる羽毛カスも少なくなります。微妙な事だけど、こんなところにも羽毛の善し悪しは出てくるのです。
羽毛ふとんの仕立て

今回も、デュアルキルトの側生地なのでびっくりするほど膨らみます。でも、羽毛ふとんの良さは、ただ単に膨らむから暖かい訳でなく、この時期などしっかりと汗などの湿気も吸ってくれるので、まだまだ羽毛ふとんは快適ですね。
羽毛ふとんの仕立て

ちなみに、当店でお仕立てのすべての羽毛ふとんの、「コーナーネーム」は蒲團屋山昇オリジナルのコーナーネームをおつけしています。例え、明細表が無くてもこのコーナーネームの付いた羽毛ふとんは品質保証いたします。たかがコーナーネームですが、当店の自信とこだわりの証です。


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