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2008年06月12日

手拭いが染め上がりました

毎度ありがとうざいます。

午前中、「遠州ナビ」を見たと、枕をお求めのお客様がご来店下さいました。肩こりがある、また今までお使いの枕の事をお聞きすると、枕を替えるだけで、十分改善されると確信しましたので、当店お薦めの枕をお試しいただきました。印象的だったのは、枕をしたとたんに 「全然違う」と驚かれました。と言うことは、いかに今ままで合わない枕をしていたことになります。喜んで帰られたので、私としてもとってもうれしくなりました。

 本日、お誂えの手拭いが染めあがってきました。若鳶会様からのご注文手拭いで、来る22日に創立記念式典をされるとのことで、記念品として配られる手拭いのようです。勿論、デザイン・色共に今までもずっと変えずに同じものをご注文頂いております。
手拭いが染め上がりました

若鳶会の皆様は、昔ながらの「火消し魂」の後継者でもありますから、勿論袢纏の事や、装束に関することなど、色々な事に勿論精通しております。そのような方々からのご依頼ですので、当店としても気をつかいますし、また大変光栄に思います。
 祭り装束の事など、色々と教えて頂くこともあり、大変勉強になりますし、助かります。特に、手拭いのご注文に関してはいつもお骨折りを頂くのは、火消しさんです。火消しさんのぶろぐはこちらです http://junsanhamazou.hamazo.tv/
いつもありがとうございます。

 祭り装束で、案外おろそかにされがちなのが「手拭い」です。私が良いお祭りと感じる、遠州横須賀「三熊野神社大祭」や、半田・亀崎「潮干祭り」などは、必ず誰もが頭にきっりと手拭いを巻いています。それを誰もが、「ぶしょったくなく」きっちりと巻いています。また、最近はすでに形が出来ていたり、マジックテープなんてのもありますが、そんなのはそれこそ邪道です。祭りの前に、しっかりとアイロンを掛けて、形を整えるものです。
 毎年デザインを変えたりするのも、どうかと思います。たとえば、皆さんのお宅の家紋はしょっちゅう変えますか?一度決めたものは、決して変えることはないと思います。袢纏の大紋なども、目印であり変えることはないのと同じ、手拭いだって一度決めた柄は変えることは良いことではありません。
 そして、祭りには「あらすのものを身につける」というように、毎年新しい物を身につけて祭りに参加するのが神様に対する礼儀であるように、せめて手拭いぐらいなら、毎年新しい物を買っても負担にならないから、手拭いを毎年新調するという意味があるのです。
 で、毎年同じ柄だから、去年のを洗って使うなんて、そんな野暮なことは言いっこなしです。当然。


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Posted by 眠りの達人 at 15:21│Comments(0)祭り用品
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