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2009年01月31日

オーダーメイド枕 〜体型のお話〜

毎度ありがとうございます。

本日は、朝からご葬儀のお手伝い。昨夜の風で、花環が吹っ飛んでいて大変でした。台風並みの風が吹いたようですが、私はぐっすり寝ていて何も知りませんでした。月末でもあり、少しお手伝いしては店に出たりで、お手伝いと店と半々という状態でした。

 本日も、オーダーメイド枕のお問い合わせが沢山ありました。しかしながら、お時間の都合が合わなかったりで、結局一つオーダーメイド枕をお作りさせていただきました。明日は、一日店にいますのでご迷惑をお掛けすることは無いと思いますので、お待ちしております。
 お作りさせていただいたお客様は、若い女性で肩と腰が痛いとの事でした。腰は、敷きふとんと密接な関係がありますので、フルボディトレーサーで測定をしてから、敷きふとんについてもお話させていただきました。
オーダーメイド枕 〜体型のお話〜

測定をして解った事ですが、体型が「wラインタイプ」でありました。背中とおしりのラインがほぼ水平でありますが、背中、腰のラインのカーブが大きいので、腰のくぼみが大きいのが特徴です。
 今お使いの敷きふとんについてお伺いすると、「木のフレームのベッドに、木綿わたの敷きふとんをひいて、その上に硬綿の敷きふとん」をお使いのようでした。腰が痛いと言うことと、Wラインタイプと言うこともあり、決して硬い敷きふとんが良い訳ではありませんから、「今晩から木綿わたの敷きふとんを上にしてみて」とお話させていただきました。

「腰が悪い人は、硬い敷きふとんに」なんて事誰が言ったのか? ちゃんとしたおふとん屋さんなら絶対にそのような事は言いません。木綿わたの敷きふとんを完全に否定していることになってしまいます。木綿わたの敷きふとんを作る技術がなくて、ただ単に大量生産の敷きふとんを売るが為に言ったことであります。硬くしたのは、腰じゃなくてただ単に敷きふとんのへたりが怖くて硬くしただけなんです。それ以外に硬くする理由は思い当たりません。

 言い換えれば、体型に合った敷ふとんを使うのが理想です。Wラインタイプの人は、腰のくぼみが大きいので少し柔らかめを。腰のくぼみの少ない「Sラインタイプ」の方は、少し固めでもよいでしょう。男性の体重のある方に多い、「背出タイプ」の方は硬い敷きふとんに寝たら、腰のくぼみが深いので余計に腰を悪くしてしまいます。その替わり枕の高さは少し高くなります。
 背中とおしりのラインを見て、腰の深さも解ります。そして、枕とも密接な関係があるのです。

本日枕をお作りしたお客様も、「なんかピッタリで気持ち良い」と言ってくださいました。更に、「今まで合う枕が無くて苦労して来たから、これで15,750円は決して高くないですよ」とも。嬉しいお言葉です。本日は、首のところ1cm高くする微調整を行いました。微調整は何度でも、無料で出来ますので、不都合があるときは、いつでもお持ち下さい。それが出来るのは、オーダーメイド枕だけなんです。


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