眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

腰の具合も徐々に良くはなっていますが、椅子から立ち上がって歩き始める時とか、動作をしようとするときに、やはりまだ痛みがあります。
しかしながら、不思議なことに接客をしているときは、痛みを感じません。午前中は、知り合いが娘さんを連れてくれて、婚礼ふとんのご相談をお受けしました。オーダーメイド枕を２個つくり、敷きふとんは西川リビングのパートナーのお値打ちなタイプを、掛ふとんは羽毛ふとんをと御注文頂きましたが、不思議と腰の痛みはありませんでした。午後も、ベッドの御注文を頂いたのですが、店の中で動き回っていたり、必至になって説明をさせて頂いているときには、痛みを感じないものです。

午前中のお客様は、お祭りでいつもお世話になっている町内の、同級生の娘さんの婚礼のお仕度でした。同級生は、２４歳の娘さんはいるは、しばらくしたらおじいさんになるでしょうし・・・、私には、想像つかない世界です。
　アパートに住まわれるとのことで、敷きふとんに、シングルサイズ２組というご希望でした。正に、ベストチョイスですね。アパートに住むのに、絶対にダブルベッドはお薦めしません。何が何でもベッドと言うならば、セミシングル８０ｃｍ巾２台ならお薦めをしています。

ベッドにされるのは、しっかりとした寝室が決まったときで、仮にアパート住まいの場合などは、敷きふとんを敷いて使えば、部屋も広く使えるし、使い買っても良いのです。
そして、一番の理由はこういう事です。オーダーメイド枕をお作りして解った事ですが、二人の体型が全く違うのです。



上は男性で、身長１８２ｃｍ・体重７０Ｋｇ・ＢＭＩ２１でした。体型は、ほとんど凹凸のないフラット状態の「Ｓラインタイプ」。「筋肉が無いね」というと、彼女は、「運動を全くいてないからだよ」とすかさずつっこみが入りました。
下の彼女は、身長１６３ｃｍ・体重４５Ｋｇ・ＢＭＩ１７で、体型は対照的な、「Ｗラインタイプ」でした。つまり、彼女の方が凹凸があり、仮にダブルベッドを家具屋さんで買う、兎に角硬い金属コイルのスプリングマットを勧められる、それを信じて購入すると、悲鳴を上げてしまうのが、このカップルの場合女性になってしまいます。男性は、凹凸が少ないので、何とか大丈夫でしょう。
でも、横向き寝になった場合は、今度は男性も硬いマットなら悲鳴を上げることになるでしょう。

やはり、それぞれの体型にあった、それぞれのマットをがベストであり、決してダブルサイズのベッドをお薦めをしません。
快適に眠る事を考えて、是非とも寝具選びはご相談下さい。

本日もありがとうございました。