眠りの達人 　~蒲團屋 山昇~

毎度ありがとうございます。

牧之原市議会が、浜岡原発の永久停止の決議をしました。勇気ある決断と思いますが、福島を見れば当然と言えば、当然と思います。しかしながら、地元市長はじめ周辺市長も足並みをそろえたかのように、同調、賛成はしません。いつ起こるか解らない災害ですが、でもひとたび起きてしまったら、大惨事に。しかも、何十年とそこに生活出来ないとなれば、本当になすすべもありません。
　中部電力は、津波対策の防潮堤を１００億円近く掛けて建設するそうですが、それよりもそのお金で、代替エネルギーの施設を作った方がいいと思うんだけど。地元の御前崎市も、原発依存の体質を早く方向転換しないといけません。

本日は、先日オーダーメイド枕をお作りしたお客様から、朝一番でお電話を頂きました。「寝具を見て欲しい」とのご要望でした。色々と段取りをして、午前中に出かけました。ついでに、お祭り半纏の納品と、警察署に寄ってくれば、ぐるっと一回り出来るので、急いで支度をして出かけました。
　お宅にお邪魔したら、防災用のベッドと言うことで、頑丈なベッドをお使いでした。１５０万円もしたとか。これで、絶対に大丈夫とは言い切れないような作りでしたが、お使いの方にして見れば、「これで安心」という訳でしょうね。それにしても、高過ぎます。いろいろなお布団をお使いで、「これは、あそこで買った。これは、あそこで買った」と次から次へと出てきました。しかも、どれも催眠商法で買ったものばかり。温熱の敷きふとんを敷いてましたが、夏は使わないと言われ、それじゃあ宝の持ち腐れになっちゃうよとも。

ベッドの床は畳敷きになっており、硬めの敷きふとんなのでもう少し柔らかく、そして、冷えもあるので、良い機会なので、ちゃんとしたものを買って下さい。そうしたら、私が責任を持って、使い方の指導をちゃんとします。売りっぱなしと言うことは無いから、長く使って頂いて、少しでもよく眠れるようにしましょうとお伝えしました。勿論、すぐに買ってとは言いません。少しでも、眠りのお悩みが解決出来るますようにお手伝いしますのでと、ダンクリニックのお話をして帰ってきました。よく考えて下さい。

その脚で、掛川警察署まで行ってきました。警察署にはあまりご厄介にはなりたくありませんが、毎年一度この時期にお邪魔します。
用事とは、お祭りの祢里の道路使用許可の申請が下りたので、書類をとりにいったのです。



祢里の支度が出来ても、この道路使用許可がないと、引き回しをすることが出来ません。例年通り、金曜日からの三日間の運行表等をつけて提出しましたが、無事問題無く許可がおりました。これが無いと、祢里が引き回せない、お祭りには欠かせないものなんです。

今年は、震災を考慮して、金曜日と日曜日の「朝祭り」は自粛という動きがありますが、我々は、金曜日は仕方なく地元区の意向に従いましたが、日曜日の「朝祭り」は従えないと、強行いたします。元々、若い衆も「朝祭り」やって無いしね。逆に、こういうときだからこそ、元気を東北に届けたいと思います。
いよいよお祭りまで、カウントダウンです。

本日もありがとうございました。