2024年03月05日
スクールウエアを販売するという責任
毎度ありがとうございます。
今日は、真冬に逆戻り、寒くなりました。
今日は、少し長文になります。
地元の洋品店が廃業の為、ひょんな事から、スクールウエアの取り扱いをする事になりました。
正直、あんまり乗り気では無かったし、結局、「二兎を追うもの・・・」ってなるのも嫌だし、本業もをもっともっと頑張らないといけないから、渋々受けました。
でも、実際に関わって見ると、我々の寝具業界よりも酷い、とにかく酷いです。
同じような商品だけど、勝手な言い分で、自分のところは良いと主張をしたり、ルールを守らなかったり、本当に酷い状況です。
寝具なら、他店と違うものを、しっかりアピールすれば、他店がどんな物を売ろうと関係ない、あえて違う土俵で戦うこともできるのです。
例えば、羽毛ふとん。
当店は、徹底的に、「側生地:綿100%・中身羽毛量1.3Kg入」にこだわっていますが、他店は、ほとんどその土俵に上がってきません。
正直な商いではないのです。
でも、スクールウエア、学生服は違います。
ほとんど同じ様な素材、形、だから、勝手にサイズ直しができるものは、ルール違反なのに、当店のものは、サイズアップができます、しかも、お直しが5万円近くかかるけど、勿論タダです なんてやるから、正直に商いをしているお店は、たまったものではありません。
正直者が損をして、声を張り上げて言えば、それが正当化されてしまう、全くもっておかしいです。
だから、最初は乗り気では無かったけど、こんなんではいけないと思い、色々と思いを込めて、取り組んでいます。
大須賀中学校担当の組合と、一緒にやるようになって、制服は勿論、靴から自転車まで、取り扱いができる様になりました。
販促物も、私が色々と考えて、少しずつ思いを伝える様にしました。
今の時期は、3年生になって高校受験なので、応援グッズをお送りしたり、お祭り用品のご案内や、地元地区は藍染半纏の貸し出しもしたりして、他店との差別化を図っています。
お陰様で、今週末に納品する、新入生の制服は、過去最高の売り上げ金額となりました。
昨日、フィリピン人と思われる、親子が来店されました。
「中学校の制服、一式が欲しい」との事、でも、親子共に、日本語がうまく話せません。
お母さんのスマホの翻訳機で、何とか会話をしましたが、さらに、女の子体格がものすごくいいのです。
とりあえず、サンプルで入学式は間に合わせる、という訳にもいかず、なんとか急いで支度しましょうと話をしました。
サンプルを入れておくので、週末にでも、来店してください、とりあえず、体操服や靴は、サイズを取りました。
支払も、カードは無いし、何とか分割で支払たいとの事でしたが、まあ、その辺はまたお話ししましょう、とにかく、間に合うように努力しますという事にしました。
今朝、問屋さんに行く組合のメンバーにお願いをして、急いで準備をしてもらうようにお願いをしました。
すると、問屋さんから、そのお客さんは、もうすでに2軒のお店に断られているようだ、というのです。
サイズが大きいので、問屋に連絡があった、しかも、同じ内容の問い合わせだったので、間違い無いとの事です。
本当に断ったとしたら、無責任過ぎませんか?
多分、分割でと言われて、支払が問題あると思って断ったのか、それ以外に、店側の都合でしか、断る理由がありません。
組合のメンバーと相談して、確かにリスクはあるかもしれないけど、私達が断ったら、その女の子は、いつまで経っても制服も、体操服すら無くて、学校も困ってしまいます。
可哀想だし、日本に来てまだ時間が経っていないなら、日本が嫌いになってしまうかもしれない、そう思うと、なんとか支度してやりたいね、という事で、色々と準備する事にしました。
掛川市教育委員会に相談すると、その親子の事は、教育委員会でも解っていて、すぐに中学校にも連絡をしてくれて、対応をしてくれました。
あとは、言葉がうまく会話できればいいので、国際交流センターに問い合わせをすると、お金は掛かるけど、通訳の派遣もあるし、日本語を話せるお友達を連れて来てとお願いすれば、など色々と教えてくれました。
来年度から、掛川市内中学校の制服が一新されます。
ですので、地元の中学校を扱う3店舗以外でも、制服は購入できます。
でも、体操服などは、取り扱いのある3店以外ではありません。
どんな理由であれ、スクールウエアを販売するという事は、ちゃんと中学校生活を送る事ができるように、支援してあげないといけません。
どこででも購入できるものではありませんから、その責任は大きいと思います。
支払面のリスクはあったとしても、分割にして欲しいとの事も正直に話してくれていますので、そんへんは、やはり譲歩してあげないといけません。
断ったと言うお店は、以前からも、自分勝手な事ばかり言うお店ですので、今回の件は、私も少し腹が立ちました。
どこにでもある商品ではないので、販売する側も、しっかりと責任を持って対応しないといけません。
店の中は、体操服のネーム付けがやっと終わり、ブレザーの入荷待ちです。
この週末が、店頭での販売会となります。
本日もありがとうございました。
https://futonyayamasho.com
営業日カレンダーに短いコメントをいれています。ポップアップでご覧頂けます。
★蒲団屋山昇 / 快眠チャンネル
https://www.youtube.co
m/watch?v=aGks6odOyCA
今日は、真冬に逆戻り、寒くなりました。
今日は、少し長文になります。
地元の洋品店が廃業の為、ひょんな事から、スクールウエアの取り扱いをする事になりました。
正直、あんまり乗り気では無かったし、結局、「二兎を追うもの・・・」ってなるのも嫌だし、本業もをもっともっと頑張らないといけないから、渋々受けました。
でも、実際に関わって見ると、我々の寝具業界よりも酷い、とにかく酷いです。
同じような商品だけど、勝手な言い分で、自分のところは良いと主張をしたり、ルールを守らなかったり、本当に酷い状況です。
寝具なら、他店と違うものを、しっかりアピールすれば、他店がどんな物を売ろうと関係ない、あえて違う土俵で戦うこともできるのです。
例えば、羽毛ふとん。
当店は、徹底的に、「側生地:綿100%・中身羽毛量1.3Kg入」にこだわっていますが、他店は、ほとんどその土俵に上がってきません。
正直な商いではないのです。
でも、スクールウエア、学生服は違います。
ほとんど同じ様な素材、形、だから、勝手にサイズ直しができるものは、ルール違反なのに、当店のものは、サイズアップができます、しかも、お直しが5万円近くかかるけど、勿論タダです なんてやるから、正直に商いをしているお店は、たまったものではありません。
正直者が損をして、声を張り上げて言えば、それが正当化されてしまう、全くもっておかしいです。
だから、最初は乗り気では無かったけど、こんなんではいけないと思い、色々と思いを込めて、取り組んでいます。
大須賀中学校担当の組合と、一緒にやるようになって、制服は勿論、靴から自転車まで、取り扱いができる様になりました。
販促物も、私が色々と考えて、少しずつ思いを伝える様にしました。
今の時期は、3年生になって高校受験なので、応援グッズをお送りしたり、お祭り用品のご案内や、地元地区は藍染半纏の貸し出しもしたりして、他店との差別化を図っています。
お陰様で、今週末に納品する、新入生の制服は、過去最高の売り上げ金額となりました。
昨日、フィリピン人と思われる、親子が来店されました。
「中学校の制服、一式が欲しい」との事、でも、親子共に、日本語がうまく話せません。
お母さんのスマホの翻訳機で、何とか会話をしましたが、さらに、女の子体格がものすごくいいのです。
とりあえず、サンプルで入学式は間に合わせる、という訳にもいかず、なんとか急いで支度しましょうと話をしました。
サンプルを入れておくので、週末にでも、来店してください、とりあえず、体操服や靴は、サイズを取りました。
支払も、カードは無いし、何とか分割で支払たいとの事でしたが、まあ、その辺はまたお話ししましょう、とにかく、間に合うように努力しますという事にしました。
今朝、問屋さんに行く組合のメンバーにお願いをして、急いで準備をしてもらうようにお願いをしました。
すると、問屋さんから、そのお客さんは、もうすでに2軒のお店に断られているようだ、というのです。
サイズが大きいので、問屋に連絡があった、しかも、同じ内容の問い合わせだったので、間違い無いとの事です。
本当に断ったとしたら、無責任過ぎませんか?
多分、分割でと言われて、支払が問題あると思って断ったのか、それ以外に、店側の都合でしか、断る理由がありません。
組合のメンバーと相談して、確かにリスクはあるかもしれないけど、私達が断ったら、その女の子は、いつまで経っても制服も、体操服すら無くて、学校も困ってしまいます。
可哀想だし、日本に来てまだ時間が経っていないなら、日本が嫌いになってしまうかもしれない、そう思うと、なんとか支度してやりたいね、という事で、色々と準備する事にしました。
掛川市教育委員会に相談すると、その親子の事は、教育委員会でも解っていて、すぐに中学校にも連絡をしてくれて、対応をしてくれました。
あとは、言葉がうまく会話できればいいので、国際交流センターに問い合わせをすると、お金は掛かるけど、通訳の派遣もあるし、日本語を話せるお友達を連れて来てとお願いすれば、など色々と教えてくれました。
来年度から、掛川市内中学校の制服が一新されます。
ですので、地元の中学校を扱う3店舗以外でも、制服は購入できます。
でも、体操服などは、取り扱いのある3店以外ではありません。
どんな理由であれ、スクールウエアを販売するという事は、ちゃんと中学校生活を送る事ができるように、支援してあげないといけません。
どこででも購入できるものではありませんから、その責任は大きいと思います。
支払面のリスクはあったとしても、分割にして欲しいとの事も正直に話してくれていますので、そんへんは、やはり譲歩してあげないといけません。
断ったと言うお店は、以前からも、自分勝手な事ばかり言うお店ですので、今回の件は、私も少し腹が立ちました。
どこにでもある商品ではないので、販売する側も、しっかりと責任を持って対応しないといけません。
店の中は、体操服のネーム付けがやっと終わり、ブレザーの入荷待ちです。
この週末が、店頭での販売会となります。
本日もありがとうございました。
https://futonyayamasho.com
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★蒲団屋山昇 / 快眠チャンネル
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Posted by 眠りの達人 at 20:08│Comments(0)
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